今回は、講座の一つ「ベトナム語授業をベトナム語だけで受けてみましょう!」を紹介します。講師はMARUのベトナム人スタッフで、まずは挨拶や自己紹介の言葉を学びます。次に「お元気ですか」など皆で声をかけあって練習しますが、ここで難しいのが「あなた」にあたる言葉です。自分より年上か年下か、男性か女性かなどを考えて適切な言葉を選ぶ必要があります。そこに新たな動詞が加わると、受講者は混乱する場面もありましたが、繰り返し練習することでスムーズに言葉が出るようになり、最後は達成感を味わえたご様子でした。
また、「勉強した言葉を使って、実習生に声をかけてみます!」と仰ってくださり、私どもも嬉しい気持ちになりました。これを機に、日本人の方々が、今まで以上に実習生に寄り添ってくださるといいなと思います。
講座はその他、例えば、「半分も/半分しか」にはどんな気持ちが隠れているのか、実習生から違いについて質問されたらどう答えるかを考えるものなど、日本語教師による講座計12回実施中です。