入国制限が緩和され、満開の桜と一緒に、実習生たちの笑顔がやってきました。
ベトナム、フィリピン、カンボジアの実習生たちです。MARUでは2021年1月に入国があって以来、1年3か月ぶりの入国となりました。スタッフ一同、首を長くして待っていました。実習生たちにとっては桜を愛でる時間は束の間、すぐに入国案内や授業が始まります。入国しました実習生たちの様子をご紹介します。
初日の買い物ではスーパーへ行き、日本で最初の壁が立ちはだかりました。セルフレジです。教室で使い方の説明を聞き、スーパーでは生活指導担当者に見本を見せてもらい、さあ、自分の順番です。あれっ、まずどこにタッチするの?お金はどこに入れるの?これは何?あ~、レシートとらなきゃ!などと悪戦苦闘していました😵
トイレ事情も母国とは違い、トイレットペーパーの処理もそのひとつです。母国では詰まり防止のために、トイレットペーパーはゴミ箱に捨てるのが普通です。しかし、日本ではトイレに流してしまいます。本当に流してしまって大丈夫なの?実習生達は不安な表情です。日本では当たり前のことでも実習生達にとっては初めてのことばかりです😲
日本語授業もスタートし、母国で勉強したことを確認する作業と、これから新しいことを頭の中に入れる作業が始まります。MARUの日本語授業は「直接法」という日本語だけで説明する授業をします。これから3年間は、実習生たちにとって日本語は「実習するための道具」であり「生活するための道具」になります。3年間の実習で実習生たちが困らないように、そして成長できるように、MARUのスタッフ一同、愛情をもって接していきたいと考えております。
やっと日本に入国できた実習生たちが、嬉しそうな表情で安堵の声と日本に来られた喜びの声を聞かせてくれました🤗