介護をするうえで欠かせないケアのひとつが入浴介助です。体を清潔に保つということは、人として最低限の要求であり、尊厳の維持にもつながります。また、リラックスや安眠、血行促進、感染症や褥瘡の予防など心身にさまざまな良い効果をもたらします。しかし、自分の体を洗うこととは違って、他人の体や頭を洗うことは難しいことです。また浴室は滑りやすいため、転倒事故や溺れてしまうなど、脱水症状や血圧の変化にも細心の注意を払う必要があります。利用者の方が気持ちよく過ごすために、そして健康でいるためにも、安全で重要な手順とポイントについて講習しております。