MARUの思い出

介護職の導入講習 ≈ 介護の基本編 ≈ 認知症の理解

 

認知症とは特定の病名ではなく、記憶などの情報をつなぎ合わせて適切に判断することができなくなっている状態を指します。孤独にしてしまうと不安感を募らせ、その不安感が認知症を悪化させてしまいます。安心を与えるための声かけが必要となりますので、ゆっくりとした口調と笑顔で問いかけ、ここはどこで、自分は誰なのか、何のために話しかけているのかを伝えます。不安な気持ちに寄り添い、言葉以外に手を握る・さするなどのスキンシップも大切なことです。他の利用者と顔を合わせ、交流をする機会を設けると良いですし、なるべく環境を変えないようにして、人間関係や生活環境、生活習慣を認知症の利用者のリズムやペースに合わせてあげることも大切です。認知症の利用者への愛情と正しい知識を持って対応し、良い関係をつくれるように講習を行っています。