ＭＡＲＵで入国後講習を受け、現在企業様で技能実習中の実習生に向けてオンライン日本語授業を行いました。この企業様は、技能実習中だけでなく帰国後のことも考えて、実習生たちの日本語力向上に取り組んでおられます。ＭＡＲＵではこれまで約2年間出張授業を通じてサポートしてきました。今年に入り新型コロナウイルスの影響で、出張授業ができなくなっていたところ、何らかの形で日本語授業を受けたいということで、オンライン授業を実施してみました。

企業様のご協力で、実習生1人に1台のパソコンをご用意していただきました。実習後すぐの時間でしたが、実習生たちは実習の疲れも見せず、50分間笑顔で元気に授業を受けていました。事前に配布した課題には難しい問題もあり、答えが埋められていないのではないかと心配していたのですが、よく調べて考えてきていました。講師からの質問に対しても、的確に答えることができており、勉強に対する取り組み姿勢や成長にびっくりさせられました。授業が終わっても、『先生もっと話したい』との声があがるなど、久しぶりの日本語の授業を楽しんでくれていたようでした。限られた時間、またオンラインという対面授業とは異なる環境は、新たな発見の場でもあります。実習生たちの学習の一助となれるよう、講師一丸となって取り組んでいます。

　　受入れ企業様からの声✊ ～ オンライン日本語授業をやってみて ～

　　オンラインでの勉強は、実習生にとってとても楽しいようです。集合の勉強会ですと恥ずかしくて聞けないことも、1人1台のパソコンで

　　勉強することで、先生とマンツーマンで教えていただいている感覚で学べるようです。今現在コロナウイルス感染症により電車で出かける

　　のも怖いという思いもあり、会社や自宅でも授業が受けられるので、安心して学べていたと思います。

　　実習生からの声 (＊^^＊)

　　🌸　文法と敬語をもっと勉強したいです。

　　🌸　間違えたところがたくさんあったので、もっと復習します。

　　🌸　今はコロナウイルスで教室へ行くのは危ないと思います。オンラインで勉強ができて良かったです。