MARUの思い出

生活指導 ~ごみの分別について~

実習生の日本での生活において、監理団体や受け入れ企業からよくお聞きするトラブルの一つとして、受け入れ企業の寮でのごみの分別やごみの出し方があります。実習生の母国ではごみの分別をしていないことから、なかなか日本の習慣が理解できず、実習生は「なぜ分別が必要なのか」「なぜごみを洗ってから捨てるのか」など、疑問を抱いています。そこでMARUでは、ごみ分別のトラブルを無くすため、指導内容の見直しおよび強化が必要だと考えました。実習生が目で見て、より理解を深められるよう、新たにごみ分別サンプルボードを製作しましたので、その内容の一部をご紹介します。

 

MARU施設内の複数あるごみの箱の前で、どこに捨てたらいいかの悩んでいる多数の実習生が見られます。実習生はごみ分別表のイラストを見ながら捨てていますが、間違えてしまうことが多いため、ごみ分別の掲示物のリニューアルが必要だと考え、ごみの実物を活用し、分別のポイントとなる分別マークを覚えることを重点におき、ごみ一つひとつの分別マークの位置をわかりやすくしました。理解した内容を受け入れ企業の寮の生活で実践し、ごみの分別やごみの出し方のトラブルが発生しないよう指導を強化します。