MARUの思い出

介護の導入講習 ~ベッドの構造を理解~

介護ベッドは身体機能の衰えのため、動きづらくなった人の起き上がりや立ち上がりなどの動作を助けます。利用者の動作だけではなく、介助者にとっても楽な姿勢で介助できるというメリットもあります。たくさんのメリットがある介護ベッドですが、介助者として様々な機能や構造を知っておく必要があります。実際に介護ベッドの機能を操作し、補助具の取り外しや取り付けなど体験することで、より理解を深められるよう講習を行っています。

 

***実習生の様子***

介護ベッドの構造を知るために、講師と一緒に全てのベッド柵を取り外した後、一人で元の状態に戻す作業をしました。二人で持ち上げたときはスムーズに取り外せたベッド柵が、一人で取り付けることになると、なかなかはまらず苦労していました。それでも、柵を自分の体に引き寄せた状態にすれば、目当ての場所に的確に下ろすことができることに気づくと、それからは百発百中で難なくやれるようになりました。また、それぞれの作業を、腰を痛めることなく行うのに適したベッドの高さというものがあることも理解したようです。