日本は時間厳守が基本の国です。海外では時間厳守の意識は日本ほど厳しくありませんし、時間はあくまでも目安といった考え方と言われています。まだ日本に来て間もない実習生は、授業開始時間や集団で活動する時の集合時間に遅刻をしてしまうことが見られます。これからの実習生活でも遅刻をしないようにするため、MARUでは開始時間や集合時間の10分前行動を厳守とし、さらに毎日の集合時間に変化をつけることにより、時間に対する意識や時間を守る習慣を身につけさせています。
MARUでは毎朝の活動を「朝活動」と呼び、その「朝活動」では、時間を守る習慣を身につけることの他に、実習先で役立つことや日本語の発音やイントネーションの改善、地域の奉仕活動も行っています。「朝活動」について、一部ご紹介します。
日本の歌を覚えた実習生は料理を作っている時に、歌を口ずさむ声が聞こえてきます。また、地域の奉仕活動では町がきれいになったことで気持ちが良く喜びを感じ、ごみの分別の勉強にもなったと言っています。「朝活動」は豊かな人間性や社会性などを育む体験活動にもつながっています。