MARUの思い出

介護の導入講習 ~老化について~

高齢者の身体的特徴とは加齢に伴い、身体の各器官を構成している細胞数の減少や細胞そのものの働きが低下することで生理的老化が進行します。身体機能の低下を防ぐには「生活の中で少しでも動く時間を増やすこと」「食事からタンパク質をしっかり摂ること」「社会参加を積極的に行うこと」が大切です。講習では、老化について理解をし、身体機能低下を防ぐ効果的な対策について学んでいます。老化によってどこに、どんな変化が起きるか、知っていること、推測できることをペアで話し合い、発表しました。一つひとつの症状をみんなで確認しているときは、どこか他人事のような受け答えでしたが、「老化は二十歳からもう始まっている」と聞くと俄然、興味が湧いた様子でした。また、高齢者に多い病気と、その前兆にどのようなものがあるか、というお話では、全員、必死にメモを取っていました。配属後、利用者さんに寄り添い、日々お世話をする自分たちが知っておくべきことは何なのか、改めて考えるきっかけになったようです。