MARUの思い出

お金の使い方について

実習生たちは日本へ入国し、1か月の入国後講習から実習先(就業企業)で給与をもらうまでの生活費として「講習手当」が監理団体から支給されます。講習手当は“生活費”としていただいた大切なお金ですので、講習手当の意味と計画的なお金の使い方について学習の場を設けております。日々の生活で自分がどれだけお金を使ったのかわからなくなってしまい、気づけばお金がない…ということにならないよう「講習手当管理表」を活用するよう指導しています。家計簿と同じ役割のこの講習手当監理表で、毎日の出費を管理してもらいます。自分がいくらお金を持っているのか、無駄に使っていないかが一目でわかり、お金の使い方を見直すことができます。MARUでは実習生たちに自炊を推奨しております。各グループに分かれて食材の買い物・調理・後片付けをするのですが、日を追うごとに買い物の仕方に変化が見られます。「今日食べる分はセール品を買おう」「お米は◯◯よりも△△の方が安い」などと話し合いながら買い物をしています。約1か月後には実習先での寮生活が始まります。公共料金の支払いも加わり、節電・節水も大切になってきます。日々の生活で節約を意識し、先を見通せる計画的なお金の使い方ができるようになってほしいと思います。