実習生が自主的に、また楽しんで日本語学習に取り組める企画の一つとして「◯◯ができるようになろう!」と題したチャレンジ企画を実施しております。
【企画内容】
講師がチャレンジ項目を設定し、項目と実習生名を書いた表を教室に貼り出します。項目は「漢字が10個書ける」「時間が正しく言える」など今後の生活や仕事でも活かせるものを10個程度です。実習生がチャレンジしたい項目を選び、講師にチャレンジを申し出ます(主に休憩時間を利用)。講師が内容を判定し、チャレンジ成功であれば成功の証として、実習生が自分でシールを選んで表に貼ることができます。
【効果】
この企画を実施してみて、日本語学習以外の効果も得られました。例えば、実習生がチャレンジを申し出るタイミングについてです。講師がいまチャレンジを確認することができる状況なのか、休憩時間は残り何分あるのか、チャレンジ企画を通して実習生たちは気遣いや状況判断も学ぶことができます。
実習生たちは一つ一つクリアすることで達成感を味わい、また「できるようになる」ことが増えることで自信を持てたようです。この経験を忘れずに、自分自身を高める努力を続けてほしいと思います。