移動するときのフラつきや転倒など歩行能力に不安を抱える人も少なくありません。介助者が利用者を見守ることで、自分の足で歩くときでも安心して移動することができ、精神的なサポートにも繋がります。
杖の種類と形状、使用前に点検しておくべきことを学んでから、それぞれ自分で左右どちら側を患側に設定するかを決め、杖歩行をしてみました。その後、二人一組になって杖歩行介助のロールプレイングを行いました。お互いに、利用者の立場から、歩行のどのタイミングで、どのようなサポートをしてほしいか、注文をつけたり、立場を入れ替えて確認したりしながら、より安全で、利用者にとって快適な歩行介助の方法を体得しようとしていました。