10月13日、実習生の受け入れを検討されている企業様がMARUに授業見学に来られました。入国直後の実習生(ミャンマー・ベトナム・フィリピン)に会うこと、そして実習生の日本語レベルを確認するためです。その際に企業様から実習生に対して、「配属前にもう一度来ます。そのときに発表をしてください。」と課題を出されました。
■□■課題■□■
・国ごとにリーダーと発表者を決める
なぜその人に決めたかを説明する
・グループ全員で日本人に紹介したい国の料理を3つ考える
なぜそれを選んだのか、それぞれの味や価格を説明する。
・発表は国ごとに発表者が行う
11月7日、発表当日です。企業様と監理団体の皆様が来られて、実習生はやや緊張の面持ちで授業が始まりました。実習生たちの発表は、自分たちの国のことを知ってもらいたいとの想いが伝わる発表でした。辞書やネットから拾ってきた難しい言葉を並べるのではなく、自分たちなりの言葉で上手く説明ができていました。企業様からの質問にも落ち着いてしっかりと答えていました。
授業後、緊張から放たれた実習生たちは達成感でいっぱいでした。準備していたメモを見せてもらうと各国びっしりと書き込んでいました。日本語授業の合間を縫って懸命に取り組んだ様子と、実習生たちの成長が見てとれました。1か月をとおして課題に取り組めたこと、また講習中に関係者以外の日本人と接する機会が得られたことは実習生にとって貴重な経験になったと思います。