MARUの思い出

技・人・国在留資格受講生の受け入れ

神奈川県にある企業様から、「技術・人文知識・国際業務での在留資格(略して技・人・国在留資格)で入国してくるベトナム人男性4名の日本語力向上と、生活ルールを教えてほしい」とのご依頼をいただき、1か月の講習を行いました。4名の受講生はMARUに来る1週間前に入国したばかりで、日本の環境や生活に不安を抱えている様子でした。技・人・国在留資格は技能実習生とは違い、母国での入国前講習も無いことから日本語の勉強は独学で行い、会話の練習をしたことがないとのことでした。MARUで一緒に生活をする実習生たちの日本語力の高さに刺激を受けたのか、授業中はとても熱心で、質疑応答も活発でした。また、発表前には大きな拍手をしたり、「素晴らしい発表です。」と自然と褒め合える4人です。

生活面では入国してMARUに来るまでの1週間でゴミ分別に悩まされたようです。そこで、4人が生活をする自治体のゴミの分別について調べ、詳しく説明をしました。また普段実習生が行っている生活テストの内容も変更し覚えるまで何度も繰り返し行いました。講習最終日には「ゴミの分別には自信があります!」と言っていました。将来は日本語の先生になりたい!日本に永住しオフィスで働きたい!などそれぞれの夢について話してくれました。「夢を叶えるために、今できることをしっかりとやり、毎日勉強します。」と語ってくれた受講生の表情はとても凛々しく頼もしかったです。4人にとって、この1か月講習で身につけたことは、今後日本で生活していく自信に繋がったと思います。

MARUでは、技能実習生入国後講習の他にも、技・人・国在留資格向けや特定技能向けの日本語・生活に関する講習を対面、オンラインで行っております。外国人向けの講習に関するお悩みがございましたら、最終ページ「お問い合わせ」よりご相談ください。