実習生は入国した翌日にMARUの規則や掃除説明、ゴミ分別の講習を受けます。講師からの掃除説明では、モップや掃除機の使い方、トイレやシャワールームなどの掃除の仕方を行っておりました。ただ、掃除用具が多く、名前がなかなか覚えられません。講師が「モップを持ってきてください。」と言ってもわからない実習生が多くいました。そこで、新たに掃除用具の名前を覚えてもらえるよう講習内容を見直し自分専用の単語帳をつくることから始めてみました。
①掃除用具の名前だけを見せ、メモをとる
②掃除用具の写真または現物を見て理解する
③母国語でも掃除用具の名前をメモする
④どこに使うものか、どこに置いてあるか確認してメモをとる
⑤①~④を合算して単語帳を作る
⑥各場所の掃除の仕方説明
日本語と母国語の使い方の単語帳をつくることにより、復習もでき、理解力を深めますし、メモを取る習慣もでき、仕事をする現場でも大いに役立つと考えております。