MARUの思い出

コメ不足対応

「令和の米騒動」と言われた米不足は実習生たちも悩ませました。

MARUでは実習生たちに3食自炊を推奨しておりますので、主食のお米がないのは辛い・・・。とのことで実習生たちは毎日スーパーで米の陳列棚を見たり、スタッフからはうどんやパスタなどの料理も紹介を受けましたが、「米が食べたい!」と嘆く実習生たちが多数出ました。

 

大阪ではスタッフの親戚でお米を作っている方がいたので、岡山から90㎏のお米を送ってもらったり、スーパーを回ったりして調達しました。寮が数か所に分かれていることから、実習生たちに平等に配れるようスタッフが小分けにしました。

実習生の状況を知り、ネットで手配をしてくださった監理団体様もあり、実習生たちは大変感謝していました。

 

 

神奈川校でもスタッフが朝からスーパーに並んで購入したり、親戚の米農家さんへお願いをして譲ってもらったりと、お米の購入代行を行いました。講習中の実習生だけでなく、入国してくる実習生たちへもお米が渡るよう準備をしました。どの国の実習生たちも「日本のお米はとてもおいしいです!」とたくさんのお米を食べるのでスタッフも大慌てで追加の買い出しへ。お米に不自由なく講習に集中してもらえたのではないかと思っています。

 

少数派ではありますが、この状況を機にジャムなどを買ってパンにつけて食べることを楽しむ実習生もいました。大なり小なり困難はつきものなので、楽しむ気持ちをもてることは素晴らしいことだと思います。

来年も同じように米不足が起こる可能性がありますので、お米がスーパーに並んでいることを当たり前と思わず、工夫して生活してほしいと思います。