「ごみ分別」は私たちでも迷うことが多く、他の国から来た実習生たちにとっては寮生活において一番混乱する作業だといっても過言ではありません。MARUでは1か月を通してごみ分別の指導を行っていますが、さらに大阪校では豊中市環境部家庭ごみ事業課に出前講座も依頼し、実際にごみ収集等に携わっている方々から実習生たちに講座をしていただいています。
ごみが正しく分別できていないとリサイクルの品質低下につながるので、分別されていない場合は処理施設で働く皆様が異なる種類のものを取り除いたり、プラスチック製容器包装の汚れの酷いものは手作業で仕分けしているそうです。そういった事情からも市としては各家庭での分別に協力していただきたいとのお話でした。実習生たちからは「手作業・・・」と驚きの声が漏れ、一人一人がきちんとする必要があるのだとあらためて感じたようでした。
実際に仕事に携わっている方から話を聞くことにより実習生の心にはより響きますし、単純に「ルールだからやる」のではなく「なぜルールがあるのか」というルールの意味や理由を理解することができたと思います。