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『MARU通信 19号(10月号)』を発行しました

外国人技能実習生の入国後講習の近況を記した『MARU通信19号(10月号)』を発行いたしました。

 

菅総理は就任後初めての外国訪問でベトナムとインドネシアを最初の訪問地に選びました。日本との関係が良好であり今年のASEAN議長国であるベトナム政府とは新型コロナウイルスをめぐり、中国への過大な依存で社会問題となった医療用マスクなどの供給網の拡大促進の他、短期滞在でのビジネス関係者の往来の再会で合意しました。さらに我々にとって大いに関心がある領国間の直行航空便の再開も政府間で確認できました。このことにより10月1日から一定の条件の下で短期商用目的のビジネス関係者や留学生、企業関係者などの中長期滞在者の往来が再開できています。今後は感染症対策において成果を出しているベトナム以外の国々からも訪日できるような仕組みが整えられていくことが期待できます。

 

当施設では9月27日にベトナム実習生がようやく入校いたしました。監理団体様の対応により14日間の待機を終え、約6ヶ月ぶりに実習生を迎えることができました。

 

新型コロナウイルス感染拡大により各送り出し機関の日本語センターは休校を余儀なくされ、入国を予定していた実習生がいったん自宅に戻りましたが、日本語で会話をする時間を持つことができておりませんので、ほとんどの実習生は日本語力が低下している状況となっております。せっかく覚えた日本語力を取り戻すためにオンライン授業で学力維持の支援を行ったことを今月のMARU通信で紹介させていただきました。

現時点でも多くの実習生が日本への入国が待機状態となっていますが、今年末までには状況が好転していき、徐々に入国者が増加していくことを期待しています。

 

またMARUで入国後講習を受け、現在企業様で技能実習中の実習生を対象にオンライン日本語授業を行いました。MARUではこれまで約2年間出張授業を通じてサポートしてきましたが、今年に入り新型コロナウイルスの影響で出張授業ができなくなったため、企業様の全面的なご支援をいただきオンライン授業を実施しました。この結果、対面授業とは一味違った成果が得られました。企業様からも実習生が熱心に取り組んでいたと好意的に受け止めていただきました。

 

オンライン授業は多くの教育機関で急速に普及しております。MARUでは日本語教育のノウハウや指導力を活かし、独自のオンライン授業を実施しております。実習生の日本語力を見直したいとお思いでしたら、お気軽にお問合せください。今後とも実習生の日本語能力の向上を目指す所存であります。

 

当施設は外国人技能実習生の入国後講習施設として活動しておりますので、既に数多くの実習生が多方面に渡る産業分野で活躍しております。今後も多国に渡り、多くの実習生に生活習慣、学習する習慣、感謝する習慣を身につけさせる入国後講習を行っていきます。また、この『MARU通信』を通じ実習生の日々の出来事や取組み・活動などご案内させていただきます。介護実習生の講習を行っておりますので、施設の見学などお気軽にお問合せください。

 

今後ともMARU Internationalをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。